そろそろ一人前になる炊きは 妙にはりきって 鍋のすすを顔中に塗りたくって 化粧している そうだいくつもの夜に いくつもの感情 揺れているのは ランプの炎 ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには笑わない ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには泣かない 臆病者が唱えてるやさしさは いつも無責任 耳に心地良い言葉にいつまでも 酔っぱらっている 死んだ後までも見栄を はるつもりだな 俺は手強い日々を走り抜けてゆく ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには笑わない ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには泣かない <♪> ブロードバンドにゲッベルスの幽霊 忍び込んだぞ! 俺は目をこらしたが粒子がひどく 荒れ狂っていた やがて得体の知れぬ恐怖が俺の すぐ真後ろを通り過ぎてった ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには笑わない ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには泣かない 誰をうらむ訳じゃなし誰をにくむ 訳じゃなし 映画で観たようなUFOが落ちてくる そしてUFOのドアが開けば 光るグレッチ エディ・コクラン ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには笑わない ハリケーン・リリ, ボストン・マリ 誰も君のようには泣かない