3EP

歌詞

温くなった不味い缶ビールを ベランダの菖蒲に呑ませて あの日聴いた古いフレーズを 適当なコードで鳴らした 静寂とシャワー 痺れた右足 借りたTシャツを畳んだ 染み付いた青いワンコインの残骸 精悍なDick 汚れた右手 もう嫌 代わりにチャージくらいしてよ 曰く付きの日々も身体も ワンカートン罰を与えて消して 拭えない跡は無い 掻き出せない白も無い やっと全部無かったことに 綺麗な僕に 脇腹に鎖骨おまけに首筋 もう隠したりしない 全部塗り替えて忘れたいんだ 「どれか一つだって 誰かの所為じゃない」 「認めない」 「嫌いだ」 「諦めない」 果てになど邪魔はさせない 温くなったダボいコンドームを 包んだあの日にさようなら ただこれだけを求めて 泥だらけの汚い僕は ワンナイトを積み重ねた 傷もない錆も無い 本当の他意も無い ただこの花は看取りたかった 山手に東急たまに廃屋 もう隠したりしない 駅前も乗り換えも忘れた だのになんで去って2人も食って 果てには選べないって 僕にだって 曰く付きの日々も身体も ワンカートン罰を与えて消して 拭えない跡は無い 掻き出せない白も無いはずだ だからお願い僕ら綺麗な頃に 脇腹に鎖骨おまけに首筋 忘れたことなどない 息を吹き込んで生で生かして 「どれか一つだって 僕らの所為じゃない」 「仕留めない」 「嫌いでも躓けない」 果てになど邪魔はさせない 僕にだって邪魔はさせない