無くしたものも分からずに 拾い集めた言葉のカケラたち 時計の針は重なったまま 移り行く季節さえ感じられなかった 記憶の淵で揺れる白い星 空疎な夜にヒカリが差した 深い藍色に染まるこの街で ずっとずっと待ち続けるから 何も見えない今日が終わる日が いつか来ると信じているから はじまりの鐘が響く 僕らの明日に きっと 忘れかけてた衝動と 追い求めていたはずの宿望 崩れ落ちてく虚像の壁に 降り注ぐ雨の温もりを体中に感じた いま遥か遠く光る星の灯り 散りばめられた未来の影 深い藍色に染まるこの街で ずっとずっと待ち続けるから 錆びかけた花を守り抜くため この手と手を繋ぎ止めたんだ 張り詰めた空に凍える夜も ずっとずっと待ち続けていた 何も見えない今日が終わる日が いつか来ると信じているから はじまりの鐘を鳴らそう キミと僕なら きっと はじまりの鐘が響く 僕らの明日に きっと