ただ おだやかな風が この大地(ほし)を静かに抱きしめる 今目覚めたばかりの鳥が鳴く 遺跡の光る朝 その傷あと 悲しみが 悪い現実(ゆめ)が 光の方へ 灰の上に種を撒き 花を咲かそう 天の空の真下に立ち 風をおこそう 闇の重さ深く沈めて もう遠いことのよう すべてが祝祭の歓びに 急な斜面吹き上げる 草の匂い 光の方へ 反射する壁に刻む生命の営み 眠るように 笑うように 時が流れる 勇気受け継ぐ水を讃えて 汚れない罪から 幾重にも光る真実 生まれる 反射する壁に刻む生命の営み 眠るように 笑うように 時が流れる 灰の上に種を撒き 花を咲かそう 天の空の真下に立ち 風をおこそう 闇の重さ深く沈めて