♪♪♪ やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ…… カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おもえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ ♪ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ…… カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おもえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ ♪♪♪