愛してた…柔らかなその声も 愛してた…少しクセのある髪も 愛してた…淡い栗色の瞳も 愛してる…今でもまだ愛してる 目を閉じると 君が笑って あの日の様に 抱きしめたくて 輝いてた 季節(とき)が終わり 振り向いても 君はいない 焼けた傷口がまだ痛くて 君の優しい声が今もこだまして 少し泣かせてください 『さようなら』誰よりも愛した人 <♪> 愛してた…誰より涙もろくて 愛してた…イタズラに拗ねたりして 愛してた… 素直じゃないヤキモチ妬き 愛してる… こんなにも愛してるのに 「大嫌い」って 君が笑って 抱きつく度 愛しくなって どんな時だって いつも優しさと くちづけを 僕にくれた なのに"愛"に慣れて来た僕は 君の優しい嘘も当たり前になって 僕はただわがままに 一人君を置き去りにしたんだ あの日君が涙をこらえて 「嫌い… 大嫌い」って 震えて抱きついた 嘘とわかってたのに ズルい僕は気づかない フリをしたんだ <♪> 君がついた 最後の嘘 君が流した 最後の涙 終わりを告げた 夜明けの前 窓の外は 冷たい雨 あの日君が涙をこらえて 「嫌い… 大嫌い」って 震えて抱きついた 嘘とわかってたのに ズルい僕は気づかない フリをしたんだ 焼けた傷口がまだ痛くて これでもう最後の涙を流すから 今日だけ泣かせてください 『さようなら』誰よりも愛した人