ブルースが沁みた夜に 君を思い出すことがある ブルースが沁みた夜に 埋まらない穴に気づいた 優しい歌を聴いて 君の言葉と重ね合わせて 涙を流せたなら 僕はまともな人だろうか 願っても叶わないさ 捻くれた僕を 君は叱ったね 君は叱ったね 覚えているよ ああ、悲しい歌を作って 君の街まで歌いに行こうか ああ、ほらまた雨が降ってきた 聞こえているのか、馬鹿だな 行かないよ、わかってるさ 眠れぬ夜に聴いた あの歌の沁みた傷跡が 形を変えたことに 気づいて嬉しくも寂しいな 祈りを捧げる? 神頼みしようってか 僕はしない 僕はしない なにも変わらないさ ああ、優しい歌を作って 君の街まで歌いに行きたい ああ、ほらまた雨が降ってきた 変わり始めた僕らの明日は 晴れるだろうか