白髪の僕 あるいは君が 記憶の遠く 思い出すならば 僕はいるよ あの子の心臓に 爆発をするように僕らは 生きては消え 産まれては朽ちて 意味をつなぐ 一人で考える 明日僕は 秘密を増やして 誰より早く 頭を使って そしていつか 優しい気持ちで 君の中に 近づく 未だ眠れない僕たちは 戦争の夢を見る 近くて見えない怪物が 僕らを焼き尽くす 未だ知り得ない歳月が 僕らを呼び覚ます 時代も未来も飲み込んで 一つの石になる 明日僕は 秘密を増やして 誰より早く 頭を使って そしていつか 優しい気持ちで 君の中に近づく