始発前 駅のホームは 昨夜の喧騒の余韻を残して 目に染みる朝日を頼りに 読みさしの本に目を落とす その続きは 手に入れては失って 忘れては思い出すストーリー ページをめくるスピードは 日を追う度に早くなる 青暗さ残る朝に 温まらない覚悟を連れ出して 話の続き 気になるけど 発車のベルが鳴る 用意はできてる? 汚れちまった悲しみは 染みになってきっと消えないけど 飾らないままでいられるような愛を 見つけられたら ハジの多い生涯はまだこれからも 続くけど 一語一句その全てを 少しも見逃さないでくれ 注釈だらけ 愛おしい日々のこと 読み飛ばせない 忘られぬ君のこと 栞を挟んで歩き出すそれからを いつか来るその時の 穏やかなことを祈ってるよ 裸足の季節に僕らは 拭いきれない程の後悔を いつまで経っても 消化できずにいるんだ 笑われるだろうか 若気の至りに僕らが 追いかけたモノの正体は いつかきっと話すから あとがきはまだいらない 汚れちまった悲しみは 染みになってきっと消えないけど 飾らないままでいられるような愛を 見つけられたら ハジの多い生涯はまだこれからも 続くけど 一語一句その全てを 少しも見逃さないでくれ
