せめて夢で 君に会えますか? 目見て触れて 感じられたら 胸にできた深い穴は より深くなるばかり どれほど 埋めても消えない 過去が 色褪せ始めて 枯れ葉みたいに ひらりと儚げに舞い散る 凍える冬の 寒さを知らないままで 君の全て 思い出に消える せめて夢で 君に会えますか? 目見て触れて 感じられたら 胸にできた深い穴は より深くなるばかり どれほど 埋めても消えない 僕の 相変わらずくだらない話でも 笑いながらずっと 頷いてくれていたのに 伝えた言葉 見たことない顔で 悲しげに君は 首を横にふる せめて夢で 君に会えますか? けじめつけて 忘れられたら 記憶の中にある背中 追いかけ誰も居ない 事実を受け入れられない せめて 夢で 会えるのなら それだけで せめて夢で 君に会えますか? 目見て触れて 感じられたら 胸にできた深い穴は より深くなるばかり どれほど 埋めても消えない