岩手山から のぞめば遥(はる)か 南部盛岡 おれの郷(さと) 裸ひとつで この世に生まれ 夢に向かえば 苦労が荷物 決めた道でも 迷うけど 行(ゆ)けばわかるさ その先は <♪> 馬鹿をする時ゃ 死ぬ気でやって 悔いを残さず 歩きたい 丸くなるほど 揉(も)まれた命 意地を捨てずに ここまできたが 惚れていながら つらくする 女房(おまえ)ひとりが 気にかかる <♪> 街をうるおす 北上川も 流れ果てない 幾十里(いくじゅうり) 腹をくくった 男の値打ち 歩き終れば その時決まる 今日もあしたも この人生 南部おろしの 風やまず