アンドロイドみたいな人間だ 鏡にうつる僕は透明 ベランダからこぼれる砂時計 世界が終ろうとしている ハッとして駆け出したあの空に 忘れてきてしまった残像 あたまと身体が別々になって 悲しむこともなくなるといいな あーあ 夜を解いて まくらにみずうみ きらめいてすべて絡まる こんなになったのに、 きみは平気そうだな 転びそうになったのは 宇宙に向かって背伸びをしたから 指の間から見えたのは 飛行機のおなか ネイビーブルーの海を飲み干して 月も食べたら BPM99でゆらり 世界を試したくなった 屋根裏から見つかった隕石 油絵で描きたかった夕景 ハンドメイドみたいに 人生も作ってゆけるんだって知った 僕に隠れて平気なふりして 見えない苦楽と笑っているけど そんなになってまで、 きみは強くないよ 溢れそうになったんだ! 生きているから心あるんだ ずっと言えなかったけど 本当はしあわせ ネイビーブルーの海も ひとりぼっちで泳いでみせるよ そのまま帰らないでいれば きみは僕を探してくれるの? 溢れそうになったんだ きみに会いにゆこうかな 転びそうになったのは 宇宙に向かって背伸びをしたから 指の間から見えたのは 飛行機のおなか ネイビーブルーの海を飲み干して 月も食べたら BPM99でゆらり 世界を試したくなった