だいちのかみとてんのかみ 祝い事には供え酒 おどれうたえこえならせ あさのひかりかがやくまで うんめいをみとおすなら 星星のはてのはてまでみよ かなしみ 弧をえがき天をゆく 黒い河をくだる ことばにのりながれついたもの 誉れ高き天のささげもの あさのひかりかがやく 太陽の焼き付いた祭壇に 並べた羽根飾り髪飾り 砂を巻き上げていく熱風が ちちよ ははよ くゆらせて想い懐い 星々のまたたきをうけて鳥はたかく 飛ぶ 風をうけ彼方まで旅立つ姿を見た よろこびとかなしみがつたう 目のなかに雨がふる かたちが天に溶け出していく 太陽の焼き付いた祭壇に ほのおは揺れ たかく立ちのぼる 砂を巻き上げていく熱風は うたごえをのせ 永久のゆくてをしめす 黒い夜風にうずまく熱狂は かたちあるもの しあわせでありますよう