ずっと 君と同じ夢を見てたと思ってた いっそ 知らぬままにいられたなら 良かったのに 恋する季節は 僕だけをどうして 世界から切り 離してしまうんでしょう 君からはぐれた その後の僕は どこにも行き先のない 惑者で 特に感情起伏もないよ 熟れた環境 笑いもあるよ 不幸じゃないのが幸せと 街は言う 今日も環状の列車乗って あの日は鑑賞用の思い出 並んだタイムラインは 交わらないまま 愛する季節は 夏を過ぎ越して 気付けば 抜け殻が待っているの 終わりも忘れた よく観てたドラマ のように佳い味だけが まだ残ってて きっと言葉にすれば 崩れてしまうような 華奢な記憶だから 抱くように 痛むように 満たすように 乱すように 君を強く 強く感じて 恋する季節は 僕だけをどうして 世界から切り 離してしまうんでしょう 君からはぐれた その後の僕は どこにも行き先のない 惑者で ずっと 君と同じ夢を見てたと思ってた きっと 生乾きの想いの方が 美しくて まだ痛いんだ