夜を超えて

歌詞

素直じゃないな、 また隠して笑ってしまって 寂しさを埋めるように タバコの煙が肺に溶けてゆく 独りきりで更かした夜は 味気なく世界を淀ませて行く 暗闇にのまれないように 怯えて眠る日々にも疲れたな 夜を越えても夜を越えても 僕は僕を探してしまって 夜を越えても夜を越えても 僕は僕を探しているよ 強くなれないな、 本当の僕はどこにいるの？ 暖かな光に触れるたび 捻くれた言葉ばかり吐き捨ててきた 君の好きが僕の好きで、 君の嫌いが僕の嫌いになっていった そのすべてが僕の正義だ 本当の自分が何なのかさえ忘れても 夜を越えても 夜を越えても夜を越えても 僕は僕を探してしまっている 夜を越えれば夜を越えれば 僕は僕になれるかな 暗い闇の中でずっと 独りで生きていた 暗い闇を越えるように 朝はそっと 顔を出すだろう