命が枯れていく 作詞作曲:おととP あなたが側にいてくれる そんな当たり前が続くと 穏やかな温もりだって 手を伸ばせば届く距離 歳を重ねた私たち 老いたあなたは小さくて 目を逸らしてたお別れが 気がつくとすぐそこに 命が枯れていくその時に 私にできることは あなたの手を強く握って 愛を伝えることだけでしょう 記憶は枯れないと あなたが教えてくれた“今”を 一人抱き締め生きてこう 声が聴こえない部屋の中 居たはずの場所空っぽで 覚悟していたはずなのに “もしも”を繰り返す 命が枯れきった亡骸を どんなに触れていても もうここにあなたはいないと 冷たい形があるだけだと 命は枯れていく その意味を 最後の一滴までこの世に置いて 空、駆け上がる 虹のたもとの花の苑まで 涙が枯れるまで時間が 私を彩るから 思い出に水をやろう 美しく咲き誇れ この命枯れるまで
