眠れない夜のすき間に 名前のない風が吹いてた 静かに だけど確かに 君のことを 撫でてた カーテン越しの街明かり 心のシルエット 映してる 誰にも見えない戦いを 今日もひとり 抱えてたんだね 呼吸ひとつ 分け合うように そっと耳を澄ませたなら 君の鼓動が「まだ生きてる」って 確かに告げてる 涙の粒が 星に変わる頃 夜のままでも 綺麗と思えたら ほら 誰かの光になってる それだけで もう十分なんだ 交わす言葉もない日は まぶたの奥で空を見て 誰にも見せない願いごと そっと胸にしまったままで 寄せては返す 不安の波も 今は静かなララバイ 心の奥に 小さな花が ほらね 咲いてる 抱えた過去も 手放せなくて それでも君は 今日を選んでる ため息すらも 生きてる証 忘れないで 君は奇跡だよ 優しさだけじゃ救えないけど それでも そばにいたいと思った 「がんばれ」なんて言えない夜に この歌だけ そっと届きますように 夜のままでも 光はある 君のままで 美しい