Track byOne Boiling Point, Telematic Visions
長いトンネル途中で 夜か昼かも分かんないよ いつもならやり過ごしてるけど 今日は思い出探る 雪の日食べたシチューの 芯が硬くて残した人参 あの日忘れて 歯ごたえだけがこの身に 隣り合う列車が速度を増してる 相対的には後退していく 後ろを見てみる 足跡はない ゴーストのようなけもの道 出口が見えるまで息を止めてみる 人の出す音を正しく聞いて 前の車両がもうじき明るくなる 陽の光を覚悟する 終わりまで 薄めがちに目を前に向けてみる 眩しいけど目を前に向ける