もしも僕が魔法を使えたなら 君にかかった呪いを解くよ ひどく寂しく眠れない夜に ひとりで涙流さぬように だけど僕は魔法を使えないの だからひとつの歌を捧げよう 誰も痛みに気づけない時に いつでもそばにいられるように 魔法の歌って呼べるような 大層なものじゃないけれど これが 僕の精一杯のおまじないなんだ! ねえ、君が歌って僕も歌って それがひとつの歌になったなら それが世界を彩るミュージック 悪い夢なんて食べてしまうのさ 「もしも僕が魔法を使えたなら」 それをふたりで笑い合えたら 何も生まずに過ぎるだけの朝も 悪くないねって愛せるでしょ 誰の心にも届くような大層なこと 言えない けれど君に贈る 精一杯のおまじないだから! ねえ、君が笑って僕も笑って それがひとつも嘘じゃないのなら それが世界を変えちゃうマジック 悪い夢だって笑い飛ばすのさ 揺れる声とまどろむ朝 君の涙枯れるその日まで 僕は待ってる ここで待ってるから ねえ、君がいなくちゃ僕がいたって 何にもなくてつまらないだから君が 世界だ、 僕の世界だこれ以上何も 望みはしないさ 君が歌って僕も歌って それがひとつの歌になったなら それが世界を彩るミュージック 悪い夢なんて食べてしまうから 君は笑って、君は笑って それがひとつも嘘じゃないのなら それが世界を変えちゃうマジック 悪い夢だって笑い飛ばすのさ