ゆっくり旋回してきた 大型の旅客機が 僕らの真上で得意気に 太陽に覆い被さった その分厚い雲を 難なく突き破って消える まるで流れ星にするように 僕らは見上げてた 思い思いの願いをその翼に重ねて 「何に縛られるでもなく 僕らはどこへでも行ける そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って...」 行き止まりの壁の前で 何度も言い聞かせてみる 雲の合間 一筋の光が 差し込んでくる映像と 君を浮かべて 捨てるのに胸が痛んで とっておいたケーキを 結局腐らせて捨てる 分かってる 期限付きなんだろう 大抵は何でも 永遠が聞いて呆れる 僕らはきっと試されてる どれくらいの強さで 明日を信じていけるのかを... 多分 そうだよ 飲み込んで 吐き出すだけの 単純作業繰り返す 自動販売機みたいに この街にボーっと突っ立って そこにあることで誰かが 特別喜ぶでもない でも僕が放つ明かりで 君の足下を照らしてみせるよ きっと きっと 「誰が指図するでもなく 僕らはどこへでも行ける そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って...」 暗闇に包まれた時 何度も言い聞かせてみる いま僕が放つ明かりが 君の足下を照らすよ 何にも縛られちゃいない だけど僕ら繋がっている どんな世界の果てへも この確かな想いを連れて