朝にはもう 決めたあなたがぐらついた みんなの来ない 雨の広場でつまずいた 疲れた手 君の足音つかまえた でも もう遅い雨の雫で溶けていた ぬけろ ぬけろとばかり言う 溶ける音も耳にあたる 乗せろ 乗っけろとばかり言う 頭 すみに 思い当たる 想像指され 手探りで進む僕らは指差され その角でそっと消えるのかい? どこへでも行く約束をつらぬいた でも もう遅い彼の頭は溶けていた ぬけろ ぬけろとばかり言う 溶ける音も耳にあたる 乗せろ 乗っけろとばかり言う 頭 すみに 思い当たる ぼーと立って 目の前を進むあなたに指差され ぐらついてそっと元に戻す