見えなければ… 知らなければ… 何も解らないままなら… 涙の温もりさえ焼き爛れる 形に残せぬ愛が故に透明であり歪に 混ざる ぽたり...ぽたり...と泣き濡らした だ消えるその時を待つ月の折 冷たい明りに目を伏せる 白銀の幕 を降ろす様に 砕けて散った 如月の忘れ形見 弾けて消えた 白絹揺れる明けの彼 方 舞踊れば化粧の雪が無垢を淡く彩る 消えてしまいそうな霞む陽炎の様 触れてみれば貴方の愛が焦げ付いて 離れない 僅かな温もりに焼き爛れる 引き止める残酷さが故に去り際がほ ら歪に混ざる ぽつり...ぽつり...と露が唄えば消 えるその時を待つ月の折 冷たい明かりも消え失せる 白銀の 幕を降ろす様に 砕けて散った 如月の忘れ形見 弾けて消えた 白絹揺れる明の彼方 見えなければ... 知らなければ... 何も解らないままなら... 涙の温もりさえ焼き爛れる 舞踊れば化粧の雪が無垢を淡く彩る 消えてしまいそうな霞む陽炎の様 触れてみれば貴方の愛が焦げ付いて 離れない 僅かな温もりに焼き爛れる