肌色のままが歩いて行くほど似合う 固形のように落ちて 四方から攻めてくる 営営と作り 有り余ることへの良さ かけらがぶつかって 誰かが拾い飾ってる 夢の中で出会って かすめてく夜のポスター ふりほどいて走って 胸詰まるような時は 迎え撃つ朝日は 私の代わりに起きて 燦々と注いだ 白い歩道をあたためる 騙されてしぼんだ 穴の空いた点線を 子供は指差して 読めない辞典の中へと 裾の角も照らして 止まらない夜の降下 跨ぎ越えて登って 目も霞むような文字は 夢の中で出会って かすめてく夜のポスター ふりほどいて走って 胸詰まるような時は 肌色のままが歩いて行くほど似合う