町はずれの寂れた茶店で 二人が過ごした夕暮れ時の 遠くで聞こえるチャイムの音 今日から一人で聴くことになる どれだけあなたと 笑って過ごしたのか このまま平気な顔でまた 汚れた嘘を吐く 大和撫子なんだろ? 泣いても生きていくんだろ? サヨナラだけどお別れだけど もう一度花は咲かすのだろ? 枯れるだけ枯れていこう ボロボロに叫んで行こう どこかで不意に出会ったならば 幸あれと花で笑おう <♪> 旅立つあなたを笑顔で見送る後 壁際もたれて 少しだけ弱気な顔になる 大和撫子なんだろう? 誰かの為にいるんだろう? どぶのせせらぎそして街路樹 それでも花は咲かすのだろう? 言葉にすればあなたの 面影が映るのだろう 忘れぬ日々よありがとう 滅ぶまで幸あれ <♪> 町はずれの寂れた茶店で 二人が過ごした夕暮れ時の 涼しげに溶ける氷の音 今日から一人で聴くことになる