最後の荷物をかたづければ なんて広い部屋 何気なく暮らした日々が 淋しげに揺れてる 舗道を落葉が飾る頃に あの遠い街で 約束のリングを交わして微笑む 違う私がいるの 失くしたものは何も ないつもりだから あなたももう私のことは想い出さないでね あなたの側にはもう誰かが 眠っていますか わがままや無口で困らせないでね 大切にしてあげて 迷うことなど何も ないつもりだけど あの頃のことがまだ少しだけまぶしく見える ああ流されてゆく時の中でいま 穏やかな毎日が 始まろうとしてる 私のことならもう大丈夫だから あなたのことは今も 気にかかるけれど それも今日でやめるわ すべて遠い想い出に