位置について深く息を吸い 少し間を置いて顔をあげる 晴れ渡る青空の凛々しさに 今日までの自分を問いかける スタートはあのイメージで行く 緊張してる足が震える 風はいつも何も語らずに 時に励まし時に微笑む 生まれてたったの一度も 何かに本気になれない自分がいた 現代社会は 一人の力じゃどうにもならないと教えこまれて それでも何とかしようと 勇気を出しては倒れた人達の群れ 距離を置き冷めた目で見れば 今日も夢は未だほど遠く 渡されたバトンを次の走者に手渡せば 色褪せた未来 七色に変わるんだ 五感を刺激する 仲間の声がする アドレナリンよ ケチらずにさぁ もっと出してこうぜ ゴールはない? どこまで走れば? 何を信じて? 「誰もその果てを見たことがない だから怖がったっていいんだよ」 不甲斐ない自分を背中に背負って 悲しみ丸ごと追い越して行け 退屈しのぎの野次馬の声を恐れる自分を笑い飛ばして 心に誓った友との約束流した涙と汗を誇るんだ 白いTシャツ汚してみるのさ ひとつひとつの泥がまるで勲章に見えるよ 誰もが一人きり 迷いの鎖に繋がれて 進むことも叫ぶことも出来ないから いつの日もどんな時も笑顔を忘れずに 終わらぬ日常のレースに挑むんだ 渡されたバトンを次の走者に手渡せば 色褪せた未来 七色に変わるんだ 五感を刺激する 仲間の声がする アドレナリンよ ケチらずにさぁ もっと出してこうぜ