これから何も無い街まで 歩いて向かう君の背中を 愛していたいと願うのは 間違いかな 小説の終わりなんて 何故か、無いと思う それは哲学と同じだ 「若しも僕達が此処で…。」 いつか涙流す前に 終わりにしよう 誰も傷付けずに救う 術は無いと思えなくて これまで何も無い朝だけ 迎えて日和る君の背中を 汚していたいと願うのは 間違いかな 人生の終わりなんて 総て、総て君次第だ 僕が出来ることなど 「今意味を持たない…。」 いつか涙流す前に 終わりにしよう 誰も傷付けずに救う 術は無いと思えなくて 君が涙流す前に 終わりにしよう 君を傷付けずに救う 術を探し街へ向かう