小さな手が 初めて触れた頬 ぎこちないまま 気づけば追い越して 「笑っていれば大丈夫だよ」って 震えた 胸の奥 愛に近づいて 愛を遠ざけて どれほど もがいても ありがとうさえまだ 伝えていないのに 隣にいてほしい そう言えなくて すれ違いに慣れてくフリをして まっすぐな眼 怖くて逸らしていた 「一人で何もかも決めないで」 今でも 残ってる 愛を抱きしめて 愛を傷つけて 刻んだしるしが ひとつになれたら 夜明けのブレスが 変わりたい 変われない 求めるだけ 殴った胸の奥 濁った瞳の奥 強くなったつもりで脆い心 あなたの名前を叫ぶの 愛に近づいて 愛を遠ざけて どれほど もがいても ありがとうさえまだ 照れてしまうけど 隣にいてほしい そう届けるよ