今頃 白けたオフィスで お前は電話のキーを打つ マニキュアを気にして “ひかり”は無表情に動き出し 涙浮かべる暇もなく この俺を連れ去る あー、心の内を教えておくれ そう聞いた時 何故嘘をついてくれなかった 都会に魂売り渡し 1カラットの倖せに 目の眩む女さ 港のある街で生きるのさ そこで仕事も見つけるさ 何もかも忘れて 別に都会に 飽きたんじゃない いつかお前に会いそうで 怖いのが本音さ あー、心の内を教えておくれ そう聞いた時に 何故嘘をついてくれなかった カウボーイ・ブーツとハイヒール 仲良さそうに並んでた あの部屋が見えない 見えない