あと少しだけ ここにいさせて すべて散ってしまう前に 苦しいほどの 真夏の空に この恋を打ち上げたくて 人を好きになるって すごいことだから 傷ついても 自分に嘘はつきたくない 言えるのに... 今日ならば 花火があがったら わたしをさがして 花火があがったら 会いたくて たまらなくなって 思わず会いに来て そして抱きしめて あなたがわたしのものに なってくれたらいいのに <♪> 履き慣れてない サンダルの先 これも 痛みに変わるかな? 足早にのまれる 人たちのなかで わたしは特別に なれると思ってた 言ったのに... 「行くよ」って 花火があがったら わたしを照らして お願いこのまま ひとりで家に帰さないで 迷ったりしないで 今日じゃなきゃだめで 本当は分かってる あなたは来ない 冷たいひと 打ち上がる音たちが 胸に刺さる 幼すぎて なにもかも 間違いだった 伝えきれなかったコトバ そして 大人になってく その時はねぇ 笑って言えるの? 花火があがったら わたしをさがして 花火があがったら このまま溶けてしまいたい なんにもいらない きつく抱きしめて 残り火になったら あとは溶けて 消えてゆく恋