罪滅ぼしだった 仕立てた服を着せた 耳鳴りのような行き 場のない感覚だった 秘すれば世迷い事 餓鬼の下らぬ戯言 変わりない 演じてたはずが 孤独と才の狭間 運命の交差 歩んだ先は遭難信号 仮初は夢の後 果ては春売る飯事 巣食えない 先天病のような欲に溺れる様 感情 性行 淘汰 あゝ流れ着く先は 幸か不幸か 罪か罰か 誰そ彼と降り頻る 嫌になる程 慣れた真意に 所詮虚勢は紛い物 本音の裏の傷は隠せても痛みは 取れてくれない 破落戸の講釈 建前と負の連鎖 愛撫 苦悶 工作 息つく間に中毒患者 吐き出せば揺れる脳 果ては知り得ぬ戒名 救えない 送電塔と校舎 何時か見た夕暮れ 防衛本能 供花 あゝ一太刀で染まれ 善か偽善か 戯曲なのか 違わぬ終着点 切りがない程 日々に揉まれて 漂白されて出来上がり 疎ましい皮肉な文字列が 夜を止めてくれない 狭い脳裏に浮かぶ景色は 塗り替えられて成れの果て 溺れた海に 垂れた蜘蛛の意図 人を馬鹿にしてる 嫌になる程 慣れた真意に 所詮虚勢は紛い物 本音の裏の傷は隠せても痛みは 取れてくれない