きっと、きっと、きっと、きっと、 今でも僕は選ぶのだろう そうだ、そうだ、そうだ、そうだ、 君には言えない、いわねいろを。 消えたいと歌っていた君は、 いつしか「夢」を歌い始めてて、 あの日から動けない僕は、 いつも昔の歌ばかり聞いていた。 人は変わらない生き物だって、 知ってたけど、 人は忘れる生き物だって、 知ってるけど。 きっと、きっと、きっと、きっと、 昔と変わらない、今の君には、 僕の、僕の、僕の、僕の、 泣いてる理由すら、 分からないくせに。 傘を忘れた僕は、 雨を好きになるしかなかったけれ ど、 傘を持っていた君は、 雨を好きになることなんてなかった だろう。 人は嘘をつく生き物だって、 分かってたけど、 人はホント隠す生き物だって、 分かってるけど。 もしも、もしも、もしも、もしも、 嫌いなところも、 好きになれてたら、 君が、君が、君が、君が、 いなくてもいいなんて、 強がれない。 言えなかった言葉、 書けなかった言葉に、 伝えられなかった言葉に花を 飾ろう。 流せなかった涙、飲み込んだ思考、 出来なかったことに 花をそなえよう。 そしたらきっと、 その時飾る花の色は。 きっと、きっと、きっと、きっと、 たった一言をが伝えられたら、 きっと、きっと、きっと、きっと、 その長い前髪の奥にある目と、 僕の目が合う気がするんだ。 どうか、どうか、どうか、どうか、 今更変わって欲しいなんて、 言わないから、 どうか、どうか、最後だけ、 本当の君で僕に、笑いかけてよ。