母さんの手を握り締め、 祭りばやしの洪水の中で 買ってもらった焼きとうもろこしを 食べきれずに泣いた俺が、 こんなとこまできちゃったよ… あらら、こららで、 あと一年! 早すぎたのか、遅すぎたのか、 やりすぎたのか、 やらなさ過ぎたのか、 どうでもいいけど、ここにいる俺は 笑っているよ、頑張っているよ! 風の流れよりも速く、 月日は過ぎさっていくものだね… 握りしめたその手の温もりは、 泉枯れても枯れることはないよ! あと、一年! あと、一年! どんだけの事ができるだろ? あと、一年! あと、一年! どんだけの夢が見せれるかな? あと、一年! あと、一年! 遠く過ぎ去りし、夏祭り! あと、一年! あと、一年! もっと、もっと、笑おうよ! あと一年! 迷惑ばっかりかけたけど、 心配ばっかり かけたけれども何度も、 白髪を増やしたのは俺だけど、 泣き虫だった、お祭り好きの! 目元のそれは笑いジワだよね? 涙ジワなんかではないよね? もっと、もっと笑わせてあげるよ、 約束するよ、嘘じゃない! あと、一年! あと、一年! どんだけの事ができるだろ? あと、一年! あと、一年! どんだけの夢が見せれるかな? あと、一年! あと、一年! 俺の目元にも笑いジワ! あと、一年! あと、一年! 花火をあげようよ! あと一年! <♪> あと、一年! あと、一年! どんだけの事ができるだろ? あと、一年! あと、一年! どんだけの夢が見せれるかな? あと、一年! あと、一年! 夢と過ぎ去りし、祭りばやし! あと、一年! あと、一年! いつかまた会おう! 花火をあげようよ! まだまだ笑おう! あと、一年!