町を染めてく あざやかな夕焼け雲が一つ ただそれだけで心にあの日を 映し出すスクリーン 浮かんでは消えて行く 陽炎が揺れている 聴こえるのは歓喜の歌声か いつまで待ってもいい 連れ去ってくれないか 立ち止まっている 今だって構わない 届かなかった手紙 置いてけぼりの写真を ここに置いていくよ そしてまた歩いてく <♪> たぶんそんな事いままでなら 考えもしなかっただろう いつの間にすきま風だけ 通り抜けて行く始末で 今となっては遅すぎて ヤボな勘違いをよそに 幸せですか? 不幸せですか? まるで絵に書いたような 曲がりくねった道の上 薄明りだけを灯しながら 想像してればいい 予想通りなんてつまらない 高い空を眺めている その目を信じていたいから いつまで待ってもいい 連れ去ってくれないか 立ち止まっている 今だって構わない 届かなかった手紙 置いてけぼりの写真を ここに置いていくよ そしてまた歩いてく