勇魚 君の唄を聞いたよ 遠くから来たんだ 僕もそうだよ 小さな僕の嘘も食べてよ そのために来たんだ 君もそうだろ ため息のように吐き出した日々の隣にいつもいる君に いつまでたっても言えない 吐く息に溺れ 手を振って藻掻くほど 勇魚 ねぇ勇魚 誰もいない今ならば 遠くまで行けるよ 明日はどうだろう 小さな期待と歌い飲み込んでは その度に痛んだ 昨日もそうだろ 誰かを説得するでも 認めさせたい訳でもなく ただこれは僕の唄だよ 僕を好きな君の唄だよ ため息のように吐き出した日々の隣にいつもいる君に いつまでたっても言えない 吐く息に溺れ 手を振って藻掻くほど 勇魚 勇魚 君の唄を聞いたよ 遠くまで来たんだ 君もそうだろ