深く深く刻む針の音 正体は見えない闇の末 目を閉じて見える世界へはまだ 行ける気配などはしないのだ 具象性は崩壊する 開いた手の上で踊り明かそう そうさ悲しみを 置き去りにするほどのダンスを 右も左も上も下もなくなるような ビート心の中鳴っている 独り漂う悲しみの上 果てはないのに泳いでいる 開いた手の上で踊り明かそう そうさ街中の明かり かっさらう夜明け前に 二人でならできる気がしてるんだ ボクと君に継なぐストーリーで 「それじゃあまたね」 そう言って手を振る 君がやけに悲しそうに見えたんだ ボクハジカンヲウランダ 深く深く刻む針の音 正体は見えない闇の末