お前は戦った そして倒れた もう終わりさとつぶやいた もともと勝利など不可能だった 敵は無限お前は一人 ただ悔しいことはこの抗いが 誰にも知られず消えること お前はわかっちゃいない 誰かが見ているんだ 少なくとも俺は見ている ダダダダダダッ 誰かが 必ず見ててきっと思う フィギュア化したいぜ お前の勇姿を 合成樹脂の人形に変え ショーケースに飾ってやりたい 銅像なんかより全然価値高い わかるやつにはわかるのさ お前の挑戦を人はあざ笑う それでもお前はやってきたよな 砂をつかむその指 はいあがろうとする意思 フィギュア化したいぜ お前の全パーツを わかるやつにはわかるのさ お前はフィギュアとなって 数多のヒーロー達と オモチャ屋に並ぶ パパに連れられた子供が それを見上げる パパが聞いた「アレは誰だい?」 子供が言う キラキラした瞳で言うんだ 「誰かは知らない でも一番カッコいい!」 フィギュア化したいぜ 立ち上がる姿を フィギュア化したいぜ あきらめない心を