淋歌

歌詞

淋しいんだよな ずっとひとりでいると 話し相手もいないし テレビを観ても知ったことを伝える 相手もそばにいない 周りの友もどんどん亡くなって 外へ出ても買い物をして戻るだけ 何のために生きているのだろうか 暗闇迷路に一人ぽつり 家族がいたころをいつも 思い出すんだ にぎやかだった日々を 子供が家を出て夫婦二人だけになり そして今は一人ぼっち みんながいたころは 生きがいもあった ひとり身の今 無意味な日々過ごすだけ 何のために生きているのだろうか 置き去りにされた淋しさが襲う この国の淋しさが叫んでいる あなたに向かって この国の孤独が渦巻いている あなたを巻き込めと 外に出るのがだんだんおっくうにな り 部屋の中ばかりいる 運び出す気力もなくゴミが 山になって このまま埋もれてしまいそう 唯一の楽しみ あえて言えば 安いビールを買って飲むだけ 何のために生きているのだろうか 体もだんだんボロボロになっていく 何のために生きているのだろうか 繰り返して襲うのは淋しさばかり この国の淋しさが叫んでいる あなたに向かって この国の孤独が渦巻いている あなたを巻き込めと あなたを巻き込めと