Track by鳴海バンド
散々溶けてまもなく 夢のまた夢を見る いくつかの幻を 掻き分けながら泳いでいた 古いネオン管 飛行機雲の間 息を忘れ 追い越して行く 推進力は 果てのない光 満たされた花瓶の中 踊るような揺らぐ光 本当はきっと知っていた どこかで見たような 本当はずっと知っていた どこかで見たんだから 散々溶けてまもなく 夢のまた夢を見る いくつかの幻を 掻き分けながら泳いでいた ただ過ぎた夏の日に 夢の中で手に触れた いくつかの幻は 水泡のように姿を消した