昇竜!雷鳴!ラーメン列伝!

歌詞

「イー、リャン、サン、ハッ！！」 夜遅くまで作業して 小腹がすいて捗らない そんなときの心強い味方 一人暮らしでも夜中でも お手軽夜食の誘惑に 思わずやかんでお湯を沸かすの 「だしの香りに包まれて」 「なるとの模様がぐ～るぐる」 「ちりちり麺が舞い上がり」 もう逃げられない 「スープは定番しょうゆ味？」 「あっさり塩も食べたいし」 「こってりとんこつも捨てがたい」 「選べないよ！！」 「３分だって待ってらんない！」 「今すぐにでも啜りたい！！」 湯気に誘われて ヒトの叡智の集大成 いつでもどこでだって腹いっぱい お湯を入れ三分もうそこは 天竺、いや桃源郷 麺をすする時は音を立てて 勢いよくズズズと啜るべし 滝に逆らうその姿は さながら昇り竜 せわしない平日の昼休みもう少し 腹が減っては戦はできぬ 待ちに待った正午 目的地までは五分 スーツを脱いでのれんあげて 「ヘイ！大将！！」 「ヘイラッシャイ！」 「いつもの一杯！」 「カシコマリィ！」 「メンカタカラメヤサイダブル ニンニクアブラマシマシ」 「お客さん。小ライスサービス ですがお付けしますか？」 「もちろんです！！」 「あふれる野菜に溺れそう」 「胃もたれなんか気にしない！」 「八分目なんて関係ない！」 おなかいっぱい 「魚粉は入れる派？入れない派」 「味玉半熟？かたゆで派？」 「刻み玉ねぎ、小ライス」 こだわりつくせ おいしく食べればモーマンタイ 「いっそスープに飛び込みたい！」 箸を割ったら　両手あわせて すぐにいただきます 日本全国激戦区 ご当地ラーメンも無限大 誰もが認める国民食 轟けラーメン道 目にも止まらない湯切り捌き 熟練の職人のなせる業 高く掲げたその腕に 宿るは稲光