さみしい雨に打たれても いつかは止み間に笑う月 小さく肩をすぼめても 背中にやさしく手をくれる 人情自慢のこの町は どこにも引けはとらないぜ みんなを照らす、 なにわ月 なにわ月 いい目ばかりを見るような 人生なんかはありゃしない 1+1が0(ゼロ)もある はじめは誰しも何も無い 陽気な涙にこの町は やさしく変える力もつ まかせておきな、 なにわ月 なにわ月 故郷恋しと聞いた日は 夢など失くしてないか問う 遠く離れた友に云う いつでも迎えてやるからと 人情一筋この町に 二十何年ささえられ 笑う門には、何が来る 福よ来い あすの心に、なにわ月 なにわ月