あの曲がり角を曲がったら あなたは知らない世界で 知らない表情で 知らない言葉で話すのでしょう 愛される 分かっていても 踏み出せない ごめんねまだ 揺らぐままあなたに鍵を渡す あなたに託したままで あなたに委ねたままで 私はただ待つことしかできない 会いたい 伝われ言葉遠回し 会いたい 言えば きっとあなたは会いに来る 一秒先が 見えないくらい想ってるから あの曲がり角を曲がったら あなたは知らない世界で 知らない表情で 知らない言葉で話すのでしょう あの曲がり角を曲がるまで 大きく手を振った影が あの笑顔がずっと そこにいるそんな気がしていて 立ち尽くす部屋の前 かき消すあなたの影 脆いまま私は鍵を開けた 保てない 枕にうずめる 細切れに変わる感情 憂うことない夢の中ならいいのに あなたの当たり前が 私の当たり前になるように 追いつきたいよ 追いつけないよ 忘れたい 繋ぎ止めたい 揺れる感情 蜻蛉 夢も現実も… ゆらゆら… あの曲がり角を曲がるたび 知らない世界のあなたが 幻な気がして あの曲がり角を曲がったら あなたの知らない涙で 嬉しくて悲しくて ただこの歌を噛み締めるだけ あの曲がり角を曲がったら あなたは知らない世界で 知らない表情で 知らない言葉で話すのでしょう あの曲がり角を曲がるまで 大きく手を振った影が あの笑顔がずっと そこにいるそんな気がしていて