君の瞳にこぼれている 涙みたいなしずく 近すぎて見えなかった 青いTシャツの文字 立ち止まった空に鳥がゆく カタチを変えてくボクのメロディー あの水槽はもう捨てたんだ こんな心なら全部あげるよ 君の肩をぬらす冷たい雨 ボクの傘は役に立たない 君の名前そっとつぶやいてみる 今も笑顔に揺れる風の音が響く すりむいたひじのキズが やっと治りそうだよ 笑ったり乗り越えたり ずっとはがれないイタミ なんてウンばかりの日々だろう きれいな絵の具じゃ塗りつぶせない ボクがもしも虹を見つけたって もう君に教えられない 君がそこに生きていてくれてる ふらつく足元照らして歩いているよ ボクがもしも虹を見つけたって もう君に教えられない 小さな肩めらす冷たい雨 ボクの傘は役に立たないけれど 君の名前そっとつぶやいてみる 今も笑顔に揺れる風の音が響くよ ボクの瞳に こぼれている涙