空気なまめかしく うしろ髪を撫ぜる けだるさ裏腹に さわやかな午後 部屋をかき混ぜて 心までさらって ついに火がついた 君を待ってた 砂場の中にも ある キラキラ ならば 両手汚して つかまえた でしょう 泥だらけの ハート さわるよ 抱き合ってダラダラ 溶けるアイスのような せまいベッドの中 夏がもう間近だ いつだってばらばら 点と点のような 細かい微粒子が 互いに紛れ込んだ 落ちていく予感 落ちていく時間 落ちていく果実 落ちていく慕情 悪魔と目が合う 遠くで猫が鳴く 遊覧船に乗る 手を握ってた 背中の海に 沈む 宝物 から 最古の呪文 口にしたとき すべての謎めきは解けるよ 溶け合ってダラダラ 赤い夕陽のような かわいた喉から 声が泣いてるようだった 迫る宵の口 迫る明け方に 抱き合ってダラダラ 溶けるアイスのような せまいベッドの中 終わりないこと願った いつだってばらばら 点と点のドットだ 細かい微粒子が 互いに紛れ込んだ 互いに混ざり込んだ