100年経ったら変わると思っていた はぐれ星 まだ一人で歌っていた 妄想も穿った正論も相対性理論も もう意義をなくすくらいの そんな笑顔を見せたまま きみは ラズベリーみたいな匂いを残し そっと消えてしまったから ねえ 100年先の彗星の日も ここで待つから 名もない星の名もないメロディ また聞かせて 100年先の彗星の夜きみに会えたら 僕らだけの名前つけて もう忘れないから 100年分ただ積もりに積もっただけ はぐれ星 まだ一人で歌っていた もう感覚さえもないよ でも何の不安もないよ 0.1秒刻んで たったひとつの願いをずっと どんなアルケミーも きっと生み出せない そんな瞬間を待つの きみの ラズベリーみたいな匂いもいつか きっと忘れてしまうから ねえ 100年前の彗星の夜きみがいたから 楽園じゃない 名前さえもないここがいい 100年越しの彗星と いまきみに会えたら 僕らだけの名前つけてもう 忘れないから 忘れないから 100年待ったら会えると思っていた はぐれ星 ただ静かに歌っていた