イタチ よるのこえを聞いた きみのこころはひとり 雨にぬれた鳥と 同じ眼をしているよ ほらまた きみはひとりぼっちになりたがり ほらまた きみは闇のなかへ思いを寄せて 誰も気付かない まほうのようだ 誰とうまくいくの? ひどく疲れたままで 閉じた眼には映らない 開いた眼にも写さない ほらまた きみはひとりぼっちになりたがり ほらまた きみは闇のなかへ弱さをかくし 誰も気付けない まほうのようだ 誰も気付けない まほうのようだ 星に願いをかけたのは 生まれ変わりもないような この世に はしゃぐ喜びも 一度きりの夢模様と 過ぎ去りし思い出たちと 愛おしいきみを想うよ 代えのきかない この身なら 数え足りない 気もしてさ よるのこえを聞いた きみのこころはひとり 雨にぬれた鳥と 同じ眼をしているよ 誰も気付けない イタチのようだ