華やいだ季節の中で 凛とただ揺れる花のように 眩い輝きや強さが 欲しいよ あぁ 僕は今 蕾のままで どんな色 形か知らずに 時間に押し出されるように 大人になって すれ違う 風は緩やかに 頬を撫で 遠い先の匂い 運んでくよ 走ってく 走ってく 道なき道踏み締め 走ってく 走ってく 新しい君に会えるなら いつか届くかもしれぬ 淡い淡いあの夢に 続く High&Low 駆け抜けていく この目に映したいものは この手に掴みたいものは 今はまだボヤけていても いいさ なぁ 嬉しくて思わず笑った 胸がじんわり熱くなった 気が付けば涙ぐんでいた 瞬間がきっと 行く宛を ぼんやり照らして 忘れてた 胸の疼き 蘇る 立ちはだかる 壁を臨んで 歩みが止まってしまっても 悩んだ分 踏み込んだ分 大きく前に進むから 一歩一歩噛み締めて 高く高く手を伸ばし どんな困難へも飛び込んでいけ 走ってく 走ってく 未知なる可能性に呼ばれ 走ってく 走ってく 無邪気な僕に還るなら いつか遠く見上げてた 空の色は今日も青く どんな運命も見下ろすように 走ってく 走ってく 満ち足りぬ体預け 走ってく 走ってく 思いに導かれるまま たとえ今はちっぽけでも 近い未来角度付けて 離れていても 強く広がれ 薄く青く描いてた あのキャンバスが羽根を生やし 今世界中へと 波紋のように