<♪♪♪> この世に やがて綴られる 歴史は弧を描く 盛者(じょうしゃ)のその夢の衰枯を 見守るしかない 未来の行方は 図れないもの? すべてが幻視(げんし)を 振り出す 世界で 羨望よりも 高揚よりも 真実の場所へ 宴(うたげ)の傷跡はただ虚しく 乾いてゆくばかり 廃墟となった 夢の後先は 埃の舞うゼロの地点にただ 置いてゆけ <♪♪♪> この世は 愚者を誑(だぶら)かす 虚構の墓場で 史実は 刹那の勝者が 描いた Fake story 名もなき弱者は 声さえ絞れず 届かぬままに 息絶えていった <♪♪♪> 今こそ帰れ 無為の地平に 心の地平に 我らを愚弄する支配から 虚線を埋めてゆけ けど信じていて 僕だけは君を この命と魂のすべてで 守るから <♪♪♪> <♪♪♪> <♪♪♪> <♪♪♪> 人の狂気が 人を狂気へ 追い込む時代に 憎悪が底這う静寂から 無上のゼロヘと 明日という日を 操るその術が いつか泡のようにすべて消えて 尽 き て も