愛おしい今にさよならを 戻らない昨日に口づけを今 歩道橋の上、明るく淡い空に 月が浮かんでるよ 風の匂いが変わってきた 場所を取る思い出は置いてきた めくったページで切った 指先に止まる未来はない 愛おしい今にさよならを 戻らない明日に口づけを 笑っていた君におやすみを ただただただ伝えたい言葉達を今 横断歩道の上の白い部分だけ器用に 踏んで歩いて渡って遊んだ 負けたら最初からと繰り返して 辺りは暗く見えなくなってた 涙はきっと後悔の味で この歌は無意味な羅列だ 愛おしい今にさよならを 戻れない昨日に口づけを 泣いていた僕におやすみを ただただただ伝えたい言葉達を今 何の意味があって生きてくのか 何の保証があって歩いてくのか 深読みするなんて無意味だよ 不安なんていらない、いらない 愛おしい今にさよならを 終わりない絶望に口づけを 思い返せば笑える日々たちを ただただただこの瞬間を 愛おしい今にさよならを 戻らない明日に口づけを 笑っていた君におやすみを ただただただ伝えたい言葉達を 終われば丸く収まる人生を 二度と掴めやしない時間を 誰も代われはしない僕自身を ただただただ愛おしい 今を 愛おしい今にさよならを