私の腕じゃ あなたには満たない いつか来る日には 花束をください 新しい朝が身を染めるたび 定めだと思えたら まだ楽しめたの 道を違えたのか 先を違えたのかは 今はどうでもいい 誓ってもいい 鼓動を教えて あなたに咲いた 紫陽花が 揺られていた 化石になった 私の手を取り 足を進めた あのとき空いた 穴が痛いからまだ行けない あなたが今幸せなら それでいいから 私の腕じゃ あなたには満たない いずれ来るのなら いつでもいいんだ 理由があるのなら まだ黙ってて 静けさが何もかも 許してくれるから あなたに咲いた 紫陽花が 揺られていた 化石になった 私の心に水を湛えた あなたに会いたい 明日が怖いからまだ寝れない 幸せだった時の夢は やるせないから 道を違えたのか 先を違えたのかは 今はどうでもいい 疲れ果てたい 鼓動を教えて あなたに咲いた 紫陽花が まだ揺れていた 化石になった 私の手を取り 足を進めた あのとき空いた 穴が痛いからまだ逝けない 三行半の手紙をまだ破れずいる 濡れる葉音を覚えていたい 確かさが 消えてなくなるのなら